しらたか平成蔵人考 | |||||
稲刈り後の『直会』の席で、杜氏の鈴木七四郎が酒の講釈を述べた。 秋上がりについてである。 『直会』のテーブルに並んだのは、今春搾って瓶詰めしたものを冷蔵庫で保管していた、10幕の蔵人考である。 少し色が濃くなったようで、搾りたての若々しい角が取れて熟成が進んだ感じだ。 杜氏いわく。 『少し濁った感じがするのは、アミノ酸が淡白に変化し浮いているので、これからこれを柿渋を使って沈殿させ、オリを抜くとスッキリした最高の酒になる』とのこと。 秋上がりにはこのような一手間があったとは、今まで知りませんでした。 今まで出一番の酒になるとの折り紙が付きました。 楽しみです。
by yeast139
| 2006-10-09 10:25
| 酒
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